Gynecology
婦人科

Gynecology
婦人科

女性が抱えるあらゆる問題を専門医師が
全力でトータルサポートいたします

子宮の疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、子宮ポリープ、子宮下垂、子宮脱)、卵巣嚢腫、月経異常、月経前症候群、おりものの異常、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん、低用量ピル処方、緊急避妊などの診療を行っております。また、各婦人科疾患手術も行っております。

発熱・咳・のどの痛み・下痢・嘔吐・発熱を伴う発疹(おたふく・水痘・麻疹・風疹等)・コロナ療養中の方は発熱外来を受診してください。詳しくはこちらをご覧ください。

婦人科一般診療
General medical care gynecology

月経異常

月経異常には、月経不順・月経困難症・月経前緊張症(PMS)・月経血量の異常・月経周期の異常・月経期間の異常などがあります。月経に関する悩みは、日常生活を送る上でとても辛い症状です。当院では、症状に合わせて鎮痛剤・ピル・漢方療法などで治療を行っています。

子宮筋腫

子宮筋腫は自覚症状がないままに過ごしている方も少なくありません。子宮筋腫のできる場所によって生理痛や過多月経、不妊症の原因になる場合があります。治療は年齢・妊娠希望の有無・自覚症状などによって薬物療法・手術療法を行います。当院では腹腔鏡手術も視野に入れ治療を行っています。

おりものの異常

おりものが増えた・おりもののにおいが気になる・性器にかゆみがある時などは、カンジダ膣炎や細菌性膣症、クラミジアや淋菌の性器感染症を起こしている可能性があります。症状に合わせた検査を実施し、適切な治療をさせていただきます。

不正出血

月経以外に性器から出血することを不正性器出血といいます。原因の多くは一時的なホルモンバランスによる機能的な出血ですが、中には治療を要する場合があります。特に閉経期はホルモンバランスの影響で生理周期が乱れがちです。この年齢での出血は子宮体がんなどによる腫瘍性の出血かどうかを調べることが大切です。受診し必要な検査をすることをお勧めしています。

卵巣腫瘍

卵巣腫瘍は内診や超音波検査で診断しますが、良性か悪性かの鑑別診断が必要なため、血液検査・MRI検査・CT検査を行います。良性腫瘍の場合は当院での腹腔鏡手術を検討いたします。悪性を疑う場合は高次医療機関へご紹介させていただいております。

月経移動

月経移動とは、旅行・受験・結婚式・スポーツなど、特別な用事と月経が重なって困るような場合、ピルを内服することで月経を移動させることを言います。ピルの内服を一日一回ずつ数日間続けることで月経を移動させることが出来ます。

子宮内膜症

子宮内膜症は月経時の強い下腹痛や腰痛が主症状ですが、性交時痛・月経時排便痛を生じることもあります。子宮内膜症を疑う時は内診・超音波検査で卵巣腫瘍の疑いがないか子宮腺筋症がないかをなどを確認したり、血液検査・MRI検査を実施し、より正確な診断を行います。

避妊相談

妊娠を希望しない場合、ピルの内服・子宮内避妊具(リング)の使用で避妊することができます。どの方法が適しているかご相談ください。緊急避妊法(アフターピル)は避妊処置をとらなかった場合、避妊に失敗した場合など、予期せず妊娠する可能性が高い場合に妊娠を回避する方法です。性交渉後72時間以内に内服します。(保険適用外のため、自費となります。)

不妊症

不妊の原因によって治療内容が異なります。当院では排卵チェック・タイミング法・人工授精を行っております。体外受精・顕微授精などをご希望の方は専門医療機関をご紹介いたします。

子宮がん検診
Uterine cancer screening

子宮頸がん検診について

子宮頸がん検査を早期発見するためには自治体の検査なども利用し、定期的な検査をすることをお勧めします。子宮頸がんの浸潤スピードはゆっくりであり、がんが浸潤するまで5~10年かかると言われています。子宮頸がんは、細胞の異常が起きた後に、その異常となった細胞ががん化するという過程をたどることが分かっています。そのため、細胞がまだがん化していない状態(細胞の異常これを「異形成」の状態といいます)が起きた状態のときに、検診などで発見し、必要な検査を実施し自分の病態を知ることが大切です。当院では子宮頸部診判定による治療方針にそってフォローさせていただきます。

子宮頸がんは女性のがんの中で乳がんに次いで罹患率が高いがんです。船橋市の検診などを利用してでも1年に1回は受けていただきたい検診です。当院は、船橋市の「特定検診」指定医療機関となっております。船橋市子宮頸がん検診は2年に1度となっており、下記でお受けしております。

対象者 検査内容 費用
30歳代の
偶数年齢の女性市民
・問診、視診
・頸部細胞診 +HPV検査
・経膣超音波検査(医師が必要と認めた方)
500円(税込)
20歳代及び40歳以上の
偶数年齢の女性市民
・問診、視診
・頸部細胞診
・経膣超音波検査(医師が必要と認めた方)
500円(税込)

更年期障害について
Menopause

閉経前後の女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少が原因で、体がその変化に対応しきれずに様々な不調を招きがちです。また、別の病気が隠れていても、更年期のせいに違いないと思い込み、本当の疾患を見逃してしまうこともあります。採血にてホルモン量を測定後、ホルモン補充法と漢方を併用して治療を行います。更年期を前向きに、そして快適に過ごすために、まず私たちにご相談ください。

更年期の主な症状

更年期障害では、体の症状と心の症状が現れます。

  • 顔のほてり症状(ホットフラッシュ)
  • 汗をかきやすい
  • 動悸、息切れ
  • 耳鳴り、めまい、吐き気
  • 疲れやすい
  • 肩こり、関節痛、腰痛
  • 不眠、意欲の低下
  • イライラする
  • 脱力感、やる気がないなど(うつ状態) など

低用量ピルについて
About low-dose pills

低用量ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンを主成分としたお薬です。避妊だけでなく、月経痛などの軽減等に効果があるとされております。当院ではいくつかの種類の低用量ピルを採用しており、その中には後発品販売会社のピルもございます。診察時に医師へご相談ください。

  • 強い月経痛などの症状により、日常生活に支障をきたしている
  • 月経のたびに強い腹痛・腰痛・頭痛などがあり、常に鎮痛剤が必要である
  • 精神的に落ち着かない・眠気が強くなる・むくみがあるなど
  • ニキビが改善されない
  • 肌荒れに悩んでいる方

ピルを服用している期間は排卵を抑えることになりますが、その代わりとしてPMSや月経痛が緩和され、日常生活を楽に過ごせるようになります。また、月経時の出血の量も少なくなり、ナプキンの使用量が減ると共に、月経期間も短くなります。ピルはホルモンバランスを整え、服用をやめた次の月から排卵するので、妊娠に好影響を与えます。

ブライダルチェック
Bridal check

将来、妊娠や出産をお迎えする女性を対象とし、婦人科検診を含む健康診断となります。具体的には、いくつかの感染症の検査やがん検診(子宮頸がん)などの検査を、まとめて行うことをいいます。妊娠や出産に影響を及ぼすような疾患を事前にチェックすることで、早期治療を行うことができます。無事に妊娠・出産を迎えられるようサポートしていきます。

基本セット 22,000円(税込)
検査項目
  • 問診、内診
  • 超音波検査
  • 血液検査(貧血・肝機能・脂質・B型肝炎・C型肝炎・HIV)
  • 細菌検査(淋菌・クラミジア)
追加
オプション
  • トキソプラズマ抗体検査  1.100円(税込)
  • 甲状腺(TSH・FT4)検査  2.750円(税込)
  • 子宮がん検診       4.400円(税込)
持ち物 診察券(お持ちの方のみ)/ 保険証
ご予約方法 右上「ご予約」から<不妊相談/ブライダルチェック含む>をお選びください。
※ 問診票をダウンロードしてお持ちいただきますと受付がスムーズです。
※ 生理日を避けてご予約ください。

子宮頸がんワクチン
Cervical cancer vaccine

子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウィルスの感染に予防効果をもつワクチンです。
接種をご希望の方は予約システムにてご予約を承っております。

※2023年4月1日から9価ワクチン(シルガード9)も公費で接種可能となります。
詳しくはこちら

子宮頸がん予防ワクチンの種類と接種方法

公費対象の方

定期接種
船橋市に住民票がある方で小学校6年生〜高校1年生の方
(標準的な接種年齢は中学1年生に相当する年齢)

キャッチアップ制度対象者※
船橋市に住民票がある方で
平成9年4月2日〜平成20年4月1日生まれの方
※過去に接種歴があり長期にわたり接種を中断していた方は、残りの回数のみ公費扱いで接種できます。

無  料


公費対象外の方

・接種年齢を過ぎた場合
・船橋市外在住の方
・キャッチアップ制度対象者以外の方

シルガード
自費 27,500円(税込)/回

HPV予防ワクチン 接種方法
シルガード 接種回数:3回(筋肉接種・初回接種が15歳以上〜)
2回目は1回目接種から2ヵ月後、3回目は1回目接種から6ヵ月後
接種回数:2回(筋肉接種・初回接種が15歳未満)
2回目は1回目接種から6ヵ月後

Gynecological outpatient
婦人科専門外来

女性特有の様々な症状の診療を行っております。
心身の不調が続く場合は、ぜひご相談ください。

女性の健康には女性ホルモンの分泌が大きく関わっています。女性ホルモンは思春期、成熟期、更年期、老年期と大きく変化し、それぞれの年代によっておこりやすい症状、疾患は異なります。私たち、産婦人科医は女性の健康を生涯にわたってサポートしていきます。

漢方外来

Chinese medicine outpatient

担当医
木下医師

女性はホルモンの影響で、冷え、むくみ、イライラ、肌荒れなどの症状がおこり、体の不調を感じることがあります。特に思春期、妊娠・出産期、更年期はホルモンの分泌が大きく変動し、さまざまな不調がおこりやすい時期です。そのような女性の不調改善を得意とするのが“漢方”です。漢方薬を組み合わせることによって身体全体を整え、治癒力を高めながら治療効果を促進します。基本的に医療用漢方は保険適用となっております。

下記症状の方は漢方外来をお勧めします

  • 苦痛な症状があっても、病院では問題ないといわれた
  • 虚弱体質、体力低下
    (風邪をひきやすい、慢性疾患やがんなどに伴うものなど)
  • 月経周期に伴う症状、更年期症状
  • 体質が影響する疾患(アトピー性皮膚炎、乾癬など)
  • 加齢による症状(関節痛、夜間頻尿、むくみなど)
  • 冷えで悪化する症状(頭痛、腹痛、関節痛など)
  • 多くの症状がある(疲れやすい、頭痛、めまい、動悸など)
  • ストレスによる症状
  • 一般的治療が副作用で続けられない
  • 一般的治療をしても症状が残っている  など

こんな方は是非ご相談ください
Please contact us

学校や生活環境からのストレスで、月経不順・摂食障害・おりものに悩んでいる女性のサポートも行っています。
お気軽にご相談ください。

生理が来ない

月経によって分泌される女性ホルモンは骨の形成にとても大切です。運動時の疲労骨折や上雷の骨粗鬆症の原因にもなります。10歳代で骨量はピークを迎えます。「骨貯金」をするために月経は、必要です。スポーツによるカロリー不足や過度のダイエットが原因で生理が来ないこともあります。生理が来ないことは将来のリスクにつながります。

生理前・生理中の辛い症状を改善したい

「生理痛がひどく学校や会社を休んでいませんか?」「生理の量が多く困っていませんか?」「気持ちが落ち込んだり、イライラすることはありませんか?」生理周期に伴った不快な症状は治療の対応となる疾患でさまざまな治療法があります。

生理開始の時期をずらしたい

旅行やクラブ活動、大切な大会や受験など、タイミングよく生理の時期をずらせたら…そんな時にも婦人科へ。生理を「遅らせる」または「早める」治療法があります。

医師のご紹介
Doctor Introductions

doctor

共立習志野台病院 院長
正岡 直樹
NAOKI MASAOKA

doctor

理事
川口 英祐
EISUKE KAWAGUCHI

doctor

産婦人科部長
山代 美和子
MIWAKO YAMASHIRO

doctor

医局長
市川 尚文
NAOFUMI ICHIKAWA

doctor

医長
木下 哲郎
TETSURO KINOSHITA

doctor

麻酔科医
頴原 徹
TORU EHARA


“婦人科”についてよくある質問

男女の産み分けについて
男女の産み分けは行っておりません。
不妊治療の内容について

当院では早く赤ちゃんが欲しいと思っている方へ人工授精を行っております。初診から半年をめどに診察をさせていただき、妊娠に至らない場合は当院と提携している不妊治療専門の医療機関を紹介できます。

中絶手術の費用や流れについて

妊娠中絶手術は妊娠の週数や既往歴によって手術の方法が変わります。お支払い方法は現金またはクレジットカードでのお支払いとなりますが、手術の方法により異なりますので、ご相談ください。ただし、妊娠22週以降については母体保護法の定めにより、お受けすることはできません。詳しくはこちらをご覧ください

産後1ヵ月健診の流れについて

母子ともに完全予約制となっております。お子様は退院の際にご予約の案内をさせていただきます。お母様はご自身で予約システムでご予約をお取りください。母体の検査内容は、尿検査・体重測定・血圧測定・経膣による超音波検査・授乳方法の確認・むくみの有無などとなっております。

ピル&月経調整について

当院では月経をずらすためのピル処方を行っております。料金は診察代と合わせて4,400 円(税込)程度です。必ず生理予定日より早めに来院をお願いします。